美観を維持するためには汚れにくくメンテナンスが楽な外壁を選ぶのがおすすめです。
汚れにくい外壁にするためには、いくつかの選択肢があります。
外壁の汚れを目立たせなくする方法
外壁を常に綺麗に見せるためには、外壁塗装の色を汚れが目立たないものに変える方法と、汚れが吸着しにくい外壁塗装にすることの2種類があります。
例えば外壁が真っ白の家だと少しの汚れが目立ってしまい定期的なメンテナンスが必要になりますが、グレーなど汚れが目立ちにくい色にすれば汚れても見た目が差ほど変わらないため目立たないのです。
塗料によっても汚れやすいもの、汚れにくいものがあります。
汚れが目立ちにくい色で汚れにくい塗料を使用すると、メンテナンスの手間を大幅に削減できます。
汚れが付着しやすい塗料と付着しにくい塗料
外壁の汚れを気にしてしまう人は、以下の塗料はおすすめできません。
アクリル等の安価な塗料や合成樹脂ペイントなどの静電気が発生しやすい塗料、弾性塗料などの塗膜が柔らかいものは避けるようにしましょう。
さらに艶なしの外壁塗装は誇りや汚れを吸着しやすくしてしまいます。
汚れにくい塗料は、親水性の高い低汚染塗料です。
外壁に汚れが吸着しても親水性が高いことにより雨水で簡単に洗い流すことができます。
雨が降るたびに外壁を綺麗にできるため、メンテナンスなしでも美観を保ち続けられます。
具体的には太陽光で汚れを分解できる光触媒塗料や無機塗料は汚れが付着しにくいと言われています。
この他の塗料でも親水性の高いグレードの塗料は汚れが付着しにくい特徴があります。
外壁塗装が汚れてしまったら?
どれほど優秀な塗料を使用しても長年太陽光や雨などにさらされている外壁の汚れを0%にすることは難しいです。
少しずつ汚れが目立つようになりますし、10年近く経過すれば親水性も低くなってしまいます。
そこで外壁に汚れが付着してしまった場合には、ある程度自分でメンテナンスをしてください。
親水性が高い塗料が使用されていれば、ホースでサッと水をかけるだけでも綺麗になります。
家庭用の高圧洗浄機があると便利ですが、高圧で一気に洗浄するのではなく、ある程度低圧で洗浄して落ちない部分だけを軽く高圧で洗浄するようにします。
親水性のある塗料は建物の美観を高めるだけでなく、汚れの付着による建物の寿命を長くすることにも繋がります。
塗料選ぶが難しいため、信頼できる塗装業者に相談して親水性に優れた塗料を選ぶようにしましょう。