外壁塗装で屋根塗装の費用を安くするには？

外壁と屋根の塗装は、必ずしも一緒にしなければいけないという決まりはありません。しかし、同時に塗装をすることにより費用を安く済ませることができるのです。

そして塗装する時には、次の塗装のことも考えて塗料を選ぶようにしましょう。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット

屋根だけを塗装するのは簡単そうに思えてしまいますが、足場を組むことには変わりがありませんので、実は家全体を塗るのとそれほど変わりません。

外壁や屋根を塗装するのに組む足場代は、一般的な住宅で15万円～20万円ほどかかります。

屋根の劣化が気になるからと、屋根だけを先に塗装して数年後に外壁の塗装を依頼することになれば、当然ですが足場代がまたかかります。

数万円程度のものであれば差ほど負担になりませんが、そんなに安くはないため一緒に済ませる方が断然お得です。

また雨樋や軒天などの修復工事も足場があれば同時にできるため、気になる箇所は相談すると1回で住みます。

数日で取り壊されてしまう足場に10万円以上も支払うことになるため、足場を徹底活用してください。

外壁と屋根では塗料のもちが若干変わります。
屋根は直接紫外線や雨風を受ける場所で、外壁以上に過酷な箇所になります。

そのため、外壁と屋根を比較してみると屋根の方が早く劣化してしまいます。
そこで、外壁はそのままにして屋根だけを塗装してもらう工事を検討している人もいるでしょう。

屋根だけを塗装するのであれば、家全体よりも塗料代が安く済ませられます。
塗装するときは安く済ませられたと感じることができますが、別々に依頼をすると割高になってしまいます。

外壁と屋根を同時に塗装する際に、屋根に使用する塗料のグレードを1ランク～2ランクアップさせると次回の塗装時期が合わせやすくなります。

外壁よりも屋根が先に傷むことがほとんどなので、耐候性の高いものを屋根に使用することにより、劣化時期を合わせてようにします。

屋根の劣化は思いがけない出費に発展してしまう可能性もあります。

劣化しているのをそのままにしておくと雨漏りの原因となり、補修工事に高い費用がかかってしまうことがあります。

一般的には外壁と屋根は同じグレードの塗料を使用しますが、予算に余裕があるのであれば屋根だけはグレードをアップさせる方がおすすめです。

塗ってしばらくは問題ありませんが、耐用年数がギリギリになった頃に後悔することにもなりかねませんので、その点も考慮して塗料を選ぶようにしてください。